個人信用情報機関
個人信用情報機関とは、個人情報(契約内容・返済内容など)を収集・蓄積し、企業からの紹介に対して、情報を提供する機関です。個人信用情報機関は、大きく分けて4つ存在します。キャッシング業者は過剰融資を防止する判断材料のひとつとして、この個人信用情報を利用しています
●個人信用情報機関に登録されている主な情報の内容
・個人を特定する情報
⇒氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先など
⇒思想、信条、趣味、家族構成などの情報は登録されません。
・取引に関する情報
⇒借入れ日、借入額、入金日、借入残高、入金予定日、完済日など
・取引から発生する情報
⇒延滞情報、延滞状況が解消した場合の情報、債権回収や債務整理時の情報など
以上の個人情報はキャッシング等を申込したりしないかぎり登録される事はありません。情報保有期間は、原則として5年間です。なお、良く言われる「ブラック」とは、信用情報機関において登録されている情報が融資に適していないと判断されてしまった方を言います。
●個人信用情報機関と加盟社
キャッシング業者が加盟していない個人情報信用機関にあなたの個人情報が登録されている場合、当該キャッシング業者はあなたの情報は入手できないことになります。
・全国信用情報センター連合会(全情連)
■連絡先:03-5294-3333
⇒会員は消費者金融会社が中心。
⇒全情連は、さらに専業貸金業者を会員とする33の情報センター(STARS)と、信販会社・クレジット会社・銀行系貸金業者を会員とする㈱テラネットから構成されています。
・㈱シー・アイ・シー(CIC)
■連絡先:0120-810414
⇒会員は信販・クレジットカード会社が中心。
・全国銀行個人信用情報センター(KSC=全銀協)
■連絡先:0120-122878
⇒会員は銀行、銀行系クレジットカード会社など
・㈱シーシービー(CCB)
■連絡先:0120-440029
⇒会員は消費者金融会社、信販・クレジット会社、銀行系クレジットカード会社等さまざまな企業。
●個人信用情報機関と登録情報
このうち消費者金融専門会社の提供する消費者ローンに関する信用情報は、主として全情連の33の情報センター(STARS)に集められています。
クレジットカード会社などの提供する無担保融資に関する信用情報や販売信用に関する信用情報は、CIC、KSC、CCB、全情連テラネットに登録されています。
銀行などの提供する住宅ローン等の情報は、KSCとCCBに登録されています。
●個人信用情報機関の登録情報の交流
信用情報の相互交流は不十分なのが現状です。
同じ全情連のグループの33の情報センター(STARS)とテラネットとの間ですら、ホワイト情報(残高情報)のみで、ブラック情報(延滞情報)の交流は図られていません。
CIC、KSC、CCB、全情連の33の情報センター(STARS)の間では、CRIN(Credit Information Network=オンラインシステムによる信用情報の交流システム)によって、延滞などの事故情報や本人申告情報の一部などの情報の交流を行っていますが、その他の情報は交換されていません。
そもそも専業貸金業者を会員とする33の情報センター(STARS)への貸金業者の加入率はあまり高くはありません。そのため、消費者ローンの総額すら性格に把握できていないのが現状です。
●ちなみに、各機関とも本人の情報に限られますが、個人の登録内容の開示をしてくれます。気になる方は各機関のホームページ等で開示手続について確認し、問合せてみることをお勧めします。 自己の情報が間違っていた場合、訂正・削除してもらうことができます。